和室のからくり |
和室の廻りを、ぐっると見回した事が有りますか。そこには面白いからくりが有ります。 |
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長押し(なげし) |
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鴨居と壁を仕切っている、飾り材木で |
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ヒノキ、杉 などが多く使われています。 |
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長押しの断面は、直角三角形状で、覗きこむと |
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隙間があります。 |
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現在では額縁を |
長押し |
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飾ったりして居ます |
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が当時はここに |
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刀やヤリを隠して |
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置きいざとゆう時の |
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隠し場所にしていました。 |
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違い棚 |
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違い棚 |
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二つの棚が段違い並んでいますが |
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当時はそこに召し捕った相手の |
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首を飾っていたそうです。 |
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違い棚の段の高さは9寸(27cm) |
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といわれ、人間の首の長さだそうです。 |
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書院 |
下がり壁 |
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床柱 |
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書院(しょいん) 読んで字のごとく |
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机ほどの板が有りそこで日の光や月明かり |
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なので書き物をしていました。 |
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書院の多くは、部屋の外側が多いです。 |
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床の間のからくり |
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床の間をよく見て見ると段差が有ります。 |
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この段差は、腰掛ける所で位の高い者を |
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上座にして、そこで目下の者を座敷に座らせ |
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床の間 |
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召し捕った相手の首を隣の違い棚に飾り、そこで祝いの酒盛りを |
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していたそうです。 |
*映画のワンシーンが浮かんで来そうでしょう! |
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下がり壁は刀を振り上げてた時、そこにぶつかる様に成っており、刀を自由に振り回せない様に |
する為のものでした。 |
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床柱は堅い材木で出来ています。 そこで刀を振り廻した時、刀が刺さって抜けなく成る様に |
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する為のものでした。 |
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床の間はいわば、身を守る避難所や祝いごとをする所など、多方面に渡っての役目を兼ね備えた |
活気的な空間だと思われます。 |
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ほんの一部分でしたが和室には当時の人たちの知恵がふんだんに使われいます。 |
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皆さんのお宅の和室をもう一度見直して下さい。 新たな発見があるかもしれません。 |
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